今日は朝一で友人からメールがありました。
息子が県立高校に合格した!と。
そうか・・今日は県立高校の合格発表の日だったんだ・・・。
良かった!合格!おめでとう!
この子は、進学高校で学んでいたのだけど、
進路変更して再挑戦したのです。
この一年間、親子で悩み苦しみました。
再挑戦しての合格、もちろんうれしいのだけど、
なによりも再挑戦する勇気にお見事!と拍手を贈りたい気持ちです。
もう一つ、高校生の話題。
比嘉ひろ音さんの長男は東北高校野球部のGM(ゼネラルマネージャー)です。
GMの専門性はかなりハイレベルで、「もしドラ」みたいに、ドラッガーのマネジメントを地でいく重要なポジションでもあります。
選手の練習から試合の段取りといった運営面、対外的な仕事、チームワーク作りなど重要な任務があり、監督始め指導者からの信頼は絶大です。
東北高校は選抜大会に出場が決まっていたのですが
今回の大震災で出場が大変難しい状況になっています。
水道とガスが停止、食料不足で野球部員は殆ど食べられない日が続いています。
そこで、GMは見えないところで選手のために一生懸命動いていることを
母親ひろ音さんから聞いているので
一昨日、東北高校が出場を決めた時には大喜びしました。
ところが、ところがです。
選抜大会自体が実施か、中止か、判断をせまられているということ。
これほどの被害が出ているのですから、やむを得ないことかもしれません。
でも、どうか子どもの勇気に見合ったものが、子どもの心に残ることを願っています。
さらにもう一つ、食事らしい食事をしていない部員に何か食べさせようと動き始めた比嘉家一家の話しを。
比嘉家は市から見放された土地(ひろ音さん曰く)に住んでいます。
浄化設備も都市ガスも通っていません。
でもそれが功を奏して、震災後ガスも水道も使用できたのです。
2日後に、何升もお米を炊いて、おにぎりとおじやの炊き出しをしたのだそうです。
震災直後、コンビニやお店には火を入れずに食べられるものがあっという間に姿を消して、入手困難になりました。
そこに給食用のパンを作っているところがパンを売り出すと聞きつけて、中3の娘が買い物に行くことになりました。
「『東北高校の野球部です。
部員が満足な食事ができないでいます。
お願いですから40個分けて下さい』って目頭押さえながら言うんだよ!」
と、母ちゃん・・・。
40個!目頭を押さえながら!
中3のお年頃の娘に言える訳ないでしょ!
でもひろ音さんはこうやって子どもたちの生きる力(!?)を育んできたのです。
さぁ、お年頃の娘のんちゃんはどうしたか・・・。
とても40個なんて言えないから、友達2人呼び出して、手分けしてめでたく40個ゲットできたのだそう。
今、買い占めで東京がパニック状態です。
でもこのパン40個は買い占めではありません。
東北高校には、日本中の高校生が寮生活しています。
実家のご家族は、入ってくる悲惨な情報にどれ程心を痛め、
我が子のことを心配しておられるか、その心情を推し量ることは出来ません。
せめて食べ物だけでも・・・と思いやる仙台の母ちゃんの存在がどれ程他県のご家族を勇気づけるでしょう。
東京で、買い占めに走る人たち!少しは恥を知りなさい。
被災地にこんな母ちゃんがいることを知ってください。
しかし、何時間も行列に並び、その行列に気を使い
一人で40個とはとても言えない。
でも野球部員のことを思い、使命を果たしたのんちゃんの勇気、誠にお見事でした。