宮崎県宮崎市 子育て・子育ち支援 素質論アドバイザー 外山與子 

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2011年8月アーカイブ

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南九州大学の人間発達学部では、定期的に “ Mカフェ ”という市民講座を開催しています。


テーマが “ 子ども ”なので、「子ども」に関わるお仕事をしている方は要チェック講演会です。


お茶やお菓子をいただきながらの講演は欧米風なのでとてもいいです。


リラックスすると話しがよく入ってくるばかりではなく、イメージもどんどん広がります。

 

 


 

先週2回目の講演、遠藤晃先生の「子どもがいきいきと語り出す授業」を聞いてきました。


沖縄の慶留間(げるま)島には天然記念物に指定されているケラマジカがいます。


この島の小学生たちは3、4年生の「総合的な学習の時間」に、2年間かけてケラマジカの研究をし


その結果は、沖縄の生物学会で子どもたちにより発表さ れます。100名以上の専門家を前に、です!


子どもたちはどんな質問にも答えるので専門家も驚きなのだそうです。

 

 

 

 

映像を見せていただいたのですが、いきいきと堂々と発表している子どもの姿に感銘しました。


そのいきいきの秘密は、先生の子どもに向き合う姿勢、つまり子どもをどう捉えどう向き合っているかにあると思いました。


先生は、子どもたちの中は「なぜ?」が溢れている。その知りたい気持ちにいかに答えていくかが大切と言われました。

 

 

 


ここなんですよね、子育てとの共通点。


子どもの成長を待っていられないで、結果を急いでしまう親。


子どもの「なぜ?」に気づかないで、自分の価値観で子どもを裁いてしまう親。

 

 

 

 

もちろん、私もその親の一人で、子どものことを理解しているつもりになっていました。


残念ながら過ぎてしまって「あの時こうすれば、ああすれば」・・・ということばかりです。


 

 
 

 

 遠藤先生は、教育学を学んでいないとおっしゃいました。


でもどうして子どもの気づきをじっくり待てるんだろう?


どうして子どもを前からぐいぐい引っ張るのではなく


前へ進めるように背中にそっと手を置いていられるのだろう?


 

 

 

遠藤先生の専門は野生動物生態研究です。


きっと自然や命と対峙されながらお仕事をされている方のなせる技なのか、と思ったりします。

 


 

 

 

先生はこれはほんの一つの手段ということを強調されました。


しかしその理念は命を育む人にとっては必須のものではないかと思いました。


そして自分の子育てで子どもの「なぜ?」に気づいてあげられなかった分、 


今の子育て親に、今回の気づきを伝えたい、伝えなくちゃと強く思いました。

 

 

 

 


 

 

 

 


 

日向の文化

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日向市の方々と交流を持たせていただいて丸1年が経ちました。


きっかけはこども落語全国大会でした。


子どもがどんな表情で落語をするのかとにかく見てみたいと思ったのですが


昨年は残念ながら口蹄疫発生と重なり中止になってしまいました。


今年は何が何でも・・と思い、友人を誘って行ってきました。

 

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(決勝大会出場者)

 

いやいや、こども落語がこんなに笑えて泣けるものだったとは・・・。


構えなくても話しにすーっと引き込まれて、その声の調子とか表情が訳もなく笑えるんです。


ぶっきらぼうなおっさんになったり、なまめかしい女性になったり、


そして舞台を降りるとあどけない子どもの表情に戻り・・・。もう一人前の役者なんですよね。


その落差がまたなんともかわいくて、歳のせいか涙が出たりする訳です。


ほんと、泣いたり笑ったりとても楽しませてもらいました。

 

 

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(審査員の方々と)

 


それにもう一つ感動したことがあります。


このこども落語を支えている実行委員会のメンバーは30代~50代の男性なのです。


教育委員会で関わった方も異動後、個人としてスタッフになっておられます。


 

 

子どもの行事を母親が中心になって支えることが多いのですが、男性が支えているのは珍しいと思いました。


みんな活き活きと浴衣姿で格好良く動き回っておられました。

 

 

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写真は本部長の黒木繁人さんです。


建設会社の社長さんですが、若山牧水など地域の文化活動に幅広く貢献されています。


地域の企業や団体が子どもの文化を支える下地をつくった方でもあります。

 


 


「ワークライフバランス」・・・ここではあまり使いたくない言葉ですが


こんな日向の男性たちを見ていると、「ライフ」を楽しんでいるのが伝わってきます。


それが日向の文化を息づかせ、街を元気づけている、そんなことを実感したこども落語全国大会でした。

 

中学生に語る

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この夏はカヤックに続き、未体験ゾーンを楽しんでいます。


それは中学生への講座です。

 

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写真は、先月高鍋西中でコミュニケーションの講演をした時のものです。


そして先日はえびのの加久藤中で思春期の講座をしてきました。

 


 

中学生の目の真っ直ぐさにはこちらが圧倒されました。 


「失敗してもいいんだよ」といえば真剣な目でうん、うんとうなずくし、


「性は恥ずかしいことじゃないんだよ」といえば、照れていた顔が真顔になるし。


二つの講話を終えて、子どもたちは知りたいんだ、そしてステキに成長したいんだ、という想いが伝わってきました。


そして、子育てサークルやNPOで学んだことを、子どもたちへ伝えていくのは今なんだ・・・と痛感しました。 

 


 

実は「性教育」の話しは実施日の数日前に降って湧いてきました。


予定されていた保健師さんの都合がつかなくなったということなのです。


専門家ではないけれど、今子どもたちの周りで起きているいろんなことを知ってもらい、自分と向き合う講座だったら、ということで引き受けさせてもらいました。
 

 

 

 2日間何を伝えるかで悩み、そのことをFacebookにつぶやいたらいろんな方から次々にアドバイスをいただきました。


「そうだそうだ、私の中学生の時はこんなだった」とか、「そうか、そういう視点があったか」とか


こんなに反響があるなんて想像外でした。


 

 

 

そして何よりもうれしかったのは、子どものことを真剣に考えてくれる大人がたくさんいるということ。


ぜひ、中学生に話しがしてみたい・・・という方も何人もおられたのは頼もしい限りで。


こんな方たちのエネルギーを次世代に注ぎ込まなきゃならないですね。

 

 

 

中学生とのつながりを、次世代育成にどうつなげていくか、今ワクワクしながら考えています。


やっぱり子どもには夢や希望やエネルギーをもらいますね。あっ、それと若さと。


子どもはおもしろい!本当にありがとう。