
今年の夏は、何十年ぶりかで泳いだり潜ったり、海を楽しみました。
海の側で生まれて、潮の匂いの中で育ったからでしょうか?
海を見ているだけでも落ち着いて、体中の力が抜けていきます。
そういえば、子どもの時、小学校にプールができるまでは毎日のように泳ぎに行ってました。
泳ぎに行くとは名ばかりで、浮き輪で波と戯れるか、波打ち際で砂遊びするか、なんですが。
やっと潜れるようになっても、水中メガネをつけてプカーンと何時間も浮かんでいるだけ。
一日中海に浸かっていても全然飽きがきませんでした。
今年の夏は生まれて初めてスノーケリングを体験しました。
スノーケルをつけると息継ぎしなくてもず~っと海面に浮かんでいられます。
でも潜るときは息を止めないといけないんですよ。知らなかった・・・。
だからスノーケルつけても、1メートルも潜ると「重い」「苦しい」とアップアップ状態です。
スノーケルの意味が私の場合あんまりなかったかもしれませんね。
しかし、小学生の時やったみたいに、プカ~ンと浮かんでいるだけでも最高に気持ちいい。
体の力が抜けるし、心も開放されるし、何と言っても自分だけの世界に浸れるし。
海で遊ぶ楽しさを何十年ぶりかで体験しました。
生まれ育った環境って体に染みついてしまってるんですね。
そして、そこの風土に合わせて体もつくられていくんでしょうね。
だからこんなにも海を見ると安らぐし、気持ちがいい。
今年潜ったのはふるさとの海ではなく串間の海でした。
串間の海で育って、そして仕事の合間に海に潜って生活を楽しんでいる人がいたり
またお嫁さん連れてUターンしている人もいて、夫婦で串間の自然を満喫していて・・・。
ふるさとの海や山がそのまま残っているって今や贅沢なことで
まして生まれ育った土地で、一生を生きていけるって最高の幸せなのかもしれませんね。
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元気な3人の子どもの子育てにどっぷりつかっていた30歳の秋
三男がもうすぐ1歳の誕生をむかえようとする頃でした。
社会から一人取り残されたような孤独感に襲われ、
そして何か自分のことをしたいとあせっている時に、タイミング良く友だちに「バイオリンのおけいこ」に誘われたのです。
バイオリンには特別な想いがあり、中学1年生からずっと片想いでした。
音楽の授業で初めてバイオリンに出会いその楽器の形の美しさにただ圧倒され
一度でいいからバイオリンを弾いてみたい。
いや、ステージに立って美しく演奏してみたい、 そう夢をえがき続けていました。
誘われるまま気軽に始めたバイオリンのおけいこですが、肩が凝って耳の聞こえが悪くなるし、家で練習を始めると家族はどこかに消えてしまうし。思っているほど簡単ではなく、そしてその音や姿は美しくもなく、ちょっと後悔したのも昨日の事のようです。
5年後には宮崎シティフィルハーモニー管弦楽団に入団し オーケストラの演奏を弾くことができるようになりました。
音楽に触れると癒されたり、元気をもらったり、日常の緊張や想い煩いからちょっとだけ解放されてとってもいいものです。
練習前後の幅広い年齢の方たちとのおしゃべりは、練習と同様に楽しく、
いつの間にか私の大事な生活の一部になっていました。
弦楽四重奏をやったり、ちっちゃなコンサートを企画して演奏したり、
米バージニアビーチにバイオリンを担いで海外演奏旅行をしたのも思い出です。
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4年前から仕事が忙しくなり、夜の練習にも行くことが出来なくなって、宮崎シティフィルを退団。
気分転換に、楽しみで弾けばいいと思いながら、一年、また一年と経ち
この2年間はケースの蓋さえ開けることがなくなってしまいました。
弦楽器は弾けば弾くほど音が出るようになります。
手にとって可愛がるほど、音も姿も輝いてきます。
それができないならバイオリンが可愛そうで、
美しく響かせてくれる人のところに行った方が絶対いいと思いながらも、また1年が経ってしまいました。
でも思い切って昨日バイオリンを楽器店へ持っていきました。
フランスで生まれ、繊細で優しい音が出る楽器でしたが、泣く泣くお別れです。
どんな人のところへいくんでしょうね。
20年間、本当にありがとう。本当に楽しかった。